自然相手の米づくり|期待と不安を抱えて2026年が動き出す

40歳の趣味

いよいよ今年も棚田作業が始まりました。

田植え本番の前に欠かせないのが、棚田を囲っている鉄柵の外側の除草作業。
今日はお師匠さんとともに、その準備工程に取り組みました。

棚田は山あいの自然豊かな場所にあります。
それは魅力でもありますが、同時に“手をかけ続けなければ飲み込まれる環境”でもあります。


蔦と竹との戦い|棚田を守る草刈り作業

棚田周辺は木々に囲まれ、放っておけば鉄柵には蔦が絡みつき、
竹は勢いよく伸びて日差しを遮ってしまいます。

特に竹の成長スピードは想像以上。
夏前に刈払いをしておかなければ、あっという間に棚田が覆われてしまいます。

だからこそ、この時期の草刈りは重要な基礎作業。
地味ですが、米づくりの土台を支える大切な工程です。


急斜面での刈払機作業|一歩間違えば大怪我

作業現場は急傾斜。
足場は決して良いとは言えず、刈払機を扱うには常に緊張感が伴います。

傾斜に足を取られれば、そのまま転落しかねない環境。
実際、棚田学校の校長先生が過去に足を踏み外し、顔に大怪我をされたこともあると聞きました。

自然の中での作業は、常にリスクと隣り合わせ。
だからこそ、焦らず、一歩一歩確実に進めることが何より重要です。


2時間の汗と達成感

お師匠さんと2時間、互いの棚田周辺を丁寧に刈り進めました。

エンジン音と草の匂い。
額から流れる汗。
整っていく景色。

デスクワークとは全く異なる、身体を使う充実感があります。
土に触れ、自然と向き合う時間は、どこか原点に立ち返る感覚を与えてくれます。


山火事、水不足…自然は読めない

今年は各地で山火事が起きるなど、水の状況も気になるところです。
棚田にとって水は命綱。

無事に収穫までたどり着けるのか、不安がゼロと言えば嘘になります。
しかし、こればかりは自然相手の営み。

コントロールできない部分を受け入れながら、
できることを積み重ねるしかありません。


期待半分、不安半分。それでも向き合う

自然農の魅力は、思い通りにならないことも含めて引き受けるところにあります。

期待半分。
不安半分。

それでも今年も、米づくりの一年と向き合っていきます。

土に触れ、汗をかき、自然と対話する。
そんな時間があるからこそ、日常の仕事や生活にも芯が通るのだと感じます。

2026年の棚田シーズン、スタートです。

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