先日、何気なく聴いていた
田村淳さんのラジオ番組「今週のすごい人」で、
“家系図作成の代行をしている方” が特集されていました。
その方が監修した本
『家系図をつくる。』
をすぐに購入し、読み始めたのですが……
まさかここまで心を掴まれるとは思いませんでした。
「戸籍」がこんなに奥深いとは知らなかった
40年以上生きてきて、
戸籍に触れる機会なんて、ほぼありませんでした。
避けてきたつもりもないのですが、
どこか“とっつきにくいもの”という印象が先行して、
理解しようとする前に壁を作っていたのだと思います。
ところがこの本、
著者自身の戸籍を例にしながら解説してくれていて、
本当に分かりやすい。
読み進めるうちに、
「え、こんな情報まで読み解けるの?」
「戸籍って、こんなに歴史的価値があるんだ」
と驚きっぱなしでした。
家系図づくりはまるで“ミステリー”
祖先を辿る作業は、まるで
ファミリーヒストリー版のミステリー小説 のよう。
- 自分の親
- その親(祖父母)
- さらにその親(曾祖父母)
- そして、その先へ、さらに先へ……
「自分」という一人の存在の後ろに、
どれほど多くの人生が積み重なっているのか。
考えるだけでワクワクしてきます。
母方には記憶がある。でも父方は “空白” のまま
私の場合、
母方の祖父母は幼少期の記憶もあり、
人柄も想像できます。
でも父方の祖父母は、
私が物心つく前に他界していたこともあり、
記憶がまったくありません。
- どんな人生を生きた人だったのか
- どんな性格だったのか
- どんな顔だったのか
考えれば考えるほど「知りたい」が膨らんでいきます。
両親が元気なうちに聞くことは、想像以上に大切
本の中でも強く書かれていましたが、
両親が健在なうちに話を聞くことは、家系図作りにおいて圧倒的に重要。
そして何より、
家族の会話が一気に広がるキッカケにもなります。
そういえば私は、
曽祖父・曽祖母のお墓の場所すら知りません。
自分の一族なのに、知らないことが多すぎる。
年末年始は「家系調査」を家族イベントにしてみる
年末年始には実家に帰る予定なので、
まずはこの本に書かれていたやり方を参考にしながら、
できる範囲でルーツを辿ってみようと思います。
- 戸籍の取り寄せ
- 家族からの証言
- 昔の写真
- お墓の場所
- 地元の歴史
こうした情報を集めていくのは、
思った以上に“ロマン”があります。
まだ読み終えていないけれど、もう旅は始まっている
本はまだ途中ですが、
すでに 「自分のルーツを探る旅」 が始まっています。
これはただの家系図づくりではなく、
“自分とは何者か” を知るプロセス なのかもしれません。
沼る予感しかしませんが(笑)
このミステリーツアー、きっと楽しくなる。
