せっかく出張したので、家族にお土産を買っていこうと思って、ご当地のお土産を購入。
そもそも疑問にも思った事すらなく、むしろ日本人のDNAに刻み込まれているお土産について、気になって以下AI聞いて調べてみました。
日本でお土産という文化が、今のような形で一般的になったのは江戸時代といわれています。
そのルーツを辿ると、単なる「旅行の思い出」ではなく、コミュニティを大切にする日本人らしい**「ご利益(ごりやく)のおすそ分け」**という深い精神性にたどり着きます。
1. お土産の起源:神様からの「授かりもの」
もともとお土産は、神社仏閣へ参拝した際にいただく**お札(ふだ)や、神酒を飲むための器(宮笥:みやけ)**が始まりとされています。
• 「みやげ」の語源: 神社を意味する「宮(みや)」と、食べ物を盛る器を指す「笥(け)」が合わさり、**「宮笥(みやけ)」**となったという説が有力です。これが転じて、参拝の証として持ち帰る品を「みやげ」と呼ぶようになりました。
2. 江戸時代:お伊勢参りと「選別・土産」のセット
江戸時代、庶民の間で空前の「お伊勢参り(伊勢神宮への参拝)」ブームが起こりました。これが現代のお土産文化を決定づけました。
• 伊勢講(いせこう): 当時、遠方への旅は非常に高価でした。そこで村人たちがお金を出し合って代表者を送り出す「講」という積立制度が作られました。
• 餞別(せんべつ): 旅に出る代表者に、村のみんなが「旅費の足しに」とお金を渡しました。これが「餞別」の始まりです。
• お土産の義務: 代表者はみんなの願いを背負って参拝し、帰りに**「みんなの分のご利益(お札や特産品)」**を買い求め、無事に帰った報告と共に配りました。これが、日本特有の「旅行に行ったら周囲に配る」という習慣のルーツです。
3. 明治以降:鉄道の開通と「お菓子」の普及
江戸時代までのお土産は、日持ちや重さの関係で、お札・薬・工芸品などが中心でした。しかし、明治時代に鉄道が開通すると、旅の時間が劇的に短縮されます。
• ご当地菓子の誕生: 移動が早くなったことで、それまでは現地でしか食べられなかった「餅」や「団子」などが、持ち帰り可能な「お土産菓子」として進化しました。
• 駅弁や名物: 駅のホームで地元の名物を売るスタイルが確立され、「その土地ならではの食べ物」を家族や友人に買っていくスタイルが定着しました。
まとめ:日本の「お土産」が特別な理由
海外の「Souvenir(スーベニア)」は自分のための記念品という側面が強いですが、日本の「お土産」は以下の3つの要素で成り立っています。
1. 報告: 「無事に帰ってきました」という挨拶
2. 分配: 旅の喜びやご利益をみんなで分かち合う(お裾分け)
3. 感謝: 留守を守ってくれたこと、送り出してくれたことへの礼
豆知識:漢字の「土産」の由来
もともとは「みやげ」という言葉に、後から「その土地の産物」という意味で**「土産(どさん)」**という漢字が当てられた当て字です。
また一つ物知りになれた気分です笑
