【寺坂棚田】補植作業|田んぼと向き合う時間

40歳の趣味

今日は、田んぼ作業の前半戦の山場ともいえる

「補植(ほしょく)」

を行いました。

先週は田植えを終え、

いよいよ一安心…と思いきや、

実はこれで終わりではありません。

苗がしっかりと土に根付かなかったり、

苗と苗の間に隙間ができてしまうことがあるんです。

そんな“植え残し”の部分を埋めていく作業が「補植」です。

遠目にはきれいに植わっているように見えても、

近づいてみると意外とスカスカな箇所があったり。

目視で確認しながら、

ひとつずつ手作業で苗を植えていくこの作業は、

とても地道で、効率的とは言えません。

でも、不思議と苦ではありません。

田んぼの状態に意識を集中しながら、

静かに手を動かしていると、

まるで水田と対話しているような感覚になります。

そうしているうちに、

田んぼへの愛着がどんどん深まっていくのを感じました。

今日は午前中、棚田学校での作業に参加し、

午後は自分の田んぼで2時間ほど補植をしました。

前日に、どうやら野生の動物も田んぼの様子を見に来ていたようです。

自然とともにある暮らしを、ふと実感する瞬間でした。

これからは水の管理が大事なフェーズに入っていきます。

秋の収穫を楽しみに、日々田んぼと向き合っていきたいと思います。

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