アドラーの“課題の分離”を現場で実感した日

仕事

今日は、自分の内側に少し変化が生まれたと感じた出来事がありました。

担当者と一緒に取引先へ伺った際、
先日契約した商品の件で、お相手から強い叱責を受けました。

その契約自体には私は直接関わっていなかったのですが、
同席していたことで、担当者とともにその場で謝罪することに。

心臓はドクドクと脈打ち、血圧が上がる感覚もありました。
決してメンタルが鋼というタイプではないので、正直しんどい空気でした。

けれど、叱責を受けながらも、
どこか一歩引いた視点で自分を観察している自分がいました。

「ここで自分はどう在りたいか」
「この状況をどう解釈するかは自分次第だ」
「相手の反応は、相手の課題」

頭をよぎったのは、アドラーの『課題の分離』です。

こちら側に非があるので、誠心誠意謝罪することは当然。
その上で、できる限りの対応を丁寧に進めていくこと。

そこまでが、自分の課題。

そして、その結果を相手がどう受け止めるかは、相手の課題。

「相手の課題に踏み込まない」ということを、
今日ほど冷静に理解できた日はありませんでした。


🌱 今日の学び

仕事とは、
「結果」ではなく「姿勢」が問われるもの。

誠実さ、丁寧さ、謙虚さ。
当たり前すぎて見落としがちなものこそ、
一番大切な“プロフェッショナルの基礎”なんだと思います。

叱責は決して嬉しいものではありません。
でも、そこには成長の種が含まれている。

今日はまさに、「魂は細部に宿る」という言葉を思い知らされました。

初心を忘れず、奢らず、堂々と。
明日からも丁寧に、仕事と向き合っていきます。

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