想い出の配当 — 同期とラーメンの夜

生き方

今夜は、地元で同期と飲み会。
正確に言えば、今年転職したので「元同期」ですが、
気心の知れた仲間との再会はやっぱり格別です。

話が弾み、笑いが止まらず、気づけばいつものように飲みすぎ。
健康意識なんてどこかへ吹き飛びました。


背徳の一杯、そして“懐かしさの味”

そして最後は、やっぱり行ってしまう「締めのラーメン」。
地元で学生時代から通っていた、想い出のラーメン屋。

コロナの荒波を乗り越えて、まだ残ってくれていたことに感謝。
背徳感を感じながらも、
スープの一口目で「やっぱりこれだ」と心の底から思いました。

あの頃、社会人になりたてで、
上司に怒られて愚痴を言い合いながら、
深夜に同期とこのラーメンをすするのが何よりの救いでした。

今夜、その味を再び味わいながら、
当時の自分たちを思い出して、少し胸が熱くなりました。


想い出の配当

本の『DIE WITH ZERO』に、
“想い出の配当”という言葉がありました。

お金の配当のように、
過去の想い出は、後になって何度も幸せを運んでくれる。

まさに今夜、その“配当”を受け取ったような気分でした。


人生の幸福は「再体験」にあるのかも

結局のところ、幸せって“今この瞬間”だけじゃなく、
こうして過去の記憶を再び味わえる時間にも宿る。

懐かしさと少しの背徳感が混ざり合ったラーメンの味は、
なんだか人生そのもののようでした。


次は、もう少し早い時間に。
そして今度は、家族を誘って。

思い出のラーメンを“家族の味”に更新していこうと思います。

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