ベンツを見送って気づいた、アドラーの“課題の分離”

40歳の学び

ベンツを見送って学んだこと

先週、新車選びで訪れたベンツのディーラー。
本日、担当者の方から連絡をいただく予定でしたが、
妻と話した結果、今回は見送ることにしました。

期待を持たせてしまったような申し訳なさもあり、
正直、電話を待つ間は少しモヤモヤとした気持ちがありました。

でも、ふと最近オーディブルで聴いている
**アドラーの「課題の分離」**
という言葉を思い出しました。


課題の分離という考え方

アドラーは、
人間関係の悩みの多くは
「他人の課題に踏み込むこと」から生まれると言います。

ディーラー担当者がどう感じるか、どう思うかは相手の課題。
自分のコントロールの範囲外のことを気にしても仕方がない。

そう考えた瞬間、心がすっと軽くなりました。
そして、予定時間を待たずに自分からお店に電話をし、
接客中の担当者に代わり、受付の方に丁寧にお断りの意思をお伝えしました。


考え方を少し変えるだけで

以前の自分なら、必要以上に気を使い、
「悪いことをしたな」と自分を責めていたかもしれません。

でも今は、考え方ひとつで見える景色が変わることを、
実感として感じています。

ここ数年、本やオーディブル、啓発系の動画を通して、
「心の持ち方」を整えることを意識してきました。
その積み重ねが、こうした日常の小さな場面で活きているのかもしれません。


おわりに

学びとは、知識ではなく「実生活で使えるかどうか」
頭で理解していることが、行動や心のあり方に自然と反映される。
それを少しずつ体感できるようになったことが、
今の自分にとっての小さな成長だと思います。

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