今日も週末ルーティンの棚田へ。
稲はぐんぐん背を伸ばし、穂も出てきた時期。
田んぼの中での除草は稲を痛めてしまうため、今日は“稲が安心して育つ環境づくり”に集中。
鎌を手に、柵に絡みついたツタや雑草を一つひとつ取り除く。
お師匠さんは、いつも柵まわりを完璧に整えている。
弟子として負けてはいられない。
先週に下準備しておいたおかげで、
草はカラカラに乾き、
今日は驚くほどスムーズに除去できた。
朝6時からの2時間半。
Amazonオーディブルを聴きながら黙々と作業。
草が消えていくたびに、心の中までスッと澄み渡っていくようで、
気づけば自己肯定感が爆上がりしていた。
ふと顔を上げれば、黄金色に向かって育ちゆく稲の穂。

――「自然と共に生きる」とは、
こうした小さな積み重ねの中にあるのだと実感する。
周りの棚田では水位を落としている様子もちらほら。
次はその理由を、お師匠さんに聞いてみようと思う。