情報過多の時代こそ、心のミニマリズムを

40歳の学び

40代に入り、
人生の後半戦に向かう自分は、一本の“軸”を持った人間でありたい
と強く思うようになりました。

軸があるだけで、迷いは減る。
そして何より、どんな考え方であれ 信念に従って生きている人はカッコいい。

そんな人間であれたらと思い、
最近は哲学や思想、考え方を積極的に学ぶようにしています。

若い頃はまったく興味のなかった分野ですが、
年齢を重ねて一通りの経験をすると、
世の中の“輪郭”のようなものが見えてくる。

同時に、迷いや葛藤、雑念も生まれる。

だからこそ、心を整える考え方を求めるようになりました。


自分の中でしっくりきた「禅」という思想

いろいろ学んでいる中で、
今の自分にもっともフィットするのが 「禅」 です。

  • 質素で慎ましい生活
  • 必要以上のものを持たない
  • 身の回りを整え、掃除を徹底する
  • 余計な欲や雑念をそぎ落とす

現代の言葉で言えば
“ミニマリストの精神的な原点”
といってもいいかもしれません。

外の世界を整理することは、
そのまま内側の心を整理することに繋がります。


心に刺さった言葉:「心のメタボリック」

学びの中で強烈に刺さった言葉があります。

「心のメタボリック」

現代は情報過多の時代。
常にスマホ、ニュース、SNSの通知で、
心の中が“情報の脂肪”でパンパンになっている。

メタボリックというと体型を思い浮かべますが、
本当に怖いのは 外ではなく、心の肥満 なのかもしれません。

  • 余計な情報
  • 過剰な比較
  • 不必要な心配
  • 他人の価値観
  • 誰かの期待

そういう“心の脂肪”をため込むほど、
心の動きが重くなる。

この言葉を聞いて、まさに目から鱗でした。


答えは外ではなく、いつも自分の中にある

禅の教えにもあるように、
答えは外の情報の中にはありません。

本当の答えは、常に自分の中にある。

心を軽くし、
見栄や雑音をそぎ落とせば、
自然と本心が見えてくる。

それこそが“軸”になる。

人生後半戦は、この一本の軸とともに歩んでいきたい。
そんな学びを得た日でした。

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