夏の風物詩「花火大会」

買物・グルメ・旅行

今日は、夏の夜を彩る一大イベント――花火大会。
我が家にとっては、一年でいちばん賑やかな日です。

花火会場がすぐそばにあるせいか、朝から親族や友人が次々と到着。
掃除機の音が響くリビング、庭に広がる刈りたての草の匂い。
昼間は、汗をぬぐいながらの買い出しに、台所での料理の仕込み。
冷蔵庫には食材がぎっしり、テーブルには笑い声があふれます。

やがて夕暮れ。
湿った夏の風が頬をなで、遠くから「ドン…」と低く響く音。
夜空に大輪の光が咲き、子どもたちの歓声が弾けます。
線香花火の小さな炎が、甘い匂いとともに揺れる――。

振り返れば、夏を丸ごと詰め込んだような一日でした。
年に一度、この喧騒と笑顔に包まれる日があるのも悪くない。

夜空に響く「たまやー!」
その余韻を胸に、静かな夏の夜がゆっくりと戻ってきます。

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