猟銃の所持許可を取得してから、気づけばもう半年。
棚田作業に追われるうちに、
ほとんど銃にも触れないまま時間が過ぎていました。
「そろそろ練習しないと」と思いつつも、
射撃場に一人で行く勇気が出ず、気づけばズルズルと半年。
そんな折に届いたのが、県が主催する「初級者研修会」の案内でした。
まさに背中を押してくれるようなタイミング。
これは行くしかないと思い、参加してきました。
🎯 いざ研修へ
会場には定員30名ほど。
年齢層は幅広いですが、私のような40から50〜60代が中心。
“射撃”という趣味が、意外と大人に人気があることを実感しました。
午前中は座学とグループディスカッション。
そして午後は、いよいよお待ちかねの射撃実習。
半年ぶりの実弾射撃。
車でいえば完全にペーパードライバー状態。
銃の装填手順すら忘れかけていて、手が震えました。
💥 引き金を引く、その瞬間
久々に銃を構え、照準を合わせ、引き金を引く。
静的射撃(動かない的)は何とか命中。
しかし、動的射撃(動く的)は全く当たらず。
それでも、弾を放った瞬間の反動と音、
心臓の高鳴り、全身に巡るアドレナリン。
“生きてる”という感覚が一気に蘇りました。
普通の生活では決して味わえない、
自然と本能がリンクするような瞬間です。
🤝 新しい仲間との出会い
研修を通じて、同じ市町村出身の方とも出会い、連絡先を交換。
「今度一緒に練習行きましょう」と、思いがけないご縁も。
趣味の世界は、仲間ができると一気に広がります。
孤独な世界だと思っていた射撃にも、
ちゃんとコミュニティがあるんだと感じました。
🔁 今日の学び
銃の扱いを思い出す以上に、
「きっかけを掴む大切さ」を改めて感じた一日。
どんなことも、最初の一歩は緊張します。
でも、その一歩が次の出会いを生み、
新しい自分を少しずつ広げてくれる。
今日の研修は、まさにそんな一歩でした。
