40年以上生きてきて思うのは、
「本当に大切なことほど、教わってこなかった」ということです。
たとえば、
- 正しい呼吸の仕方
- 正しい歩き方
- 正しい姿勢の保ち方
どれも、毎日 “あたりまえにやっていること” なのに、
意外と誰も教えてくれないまま、大人になっていきます。
人間として生きるうえで欠かせない動きなのに、
僕たちは気づかないうちに
間違ったまま、習慣にしてしまうこともある。
スマホやSNSに気を取られながら、
常に何かに追われ、考えごとをしながら生きていると、
呼吸も、姿勢も、歩き方さえも、
「意識の外」に追いやられてしまいます。
けれど一方で、今は情報が民主化された時代。
知ろうと思えば、誰でも学べる時代です。
もちろん、情報の真偽を見極める目は必要ですが、
大切なのは “何を信じ、何を選ぶか”。
もし周りに教えてくれる人がいないなら、
自分で探しにいけばいい。
試してみて、失敗したらまた修正すればいい。
僕も、失敗が怖いタイプです。
でも、だからこそこう思います。
トライ & エラーで、失敗に慣れていくこと。
それが、自分の軸で生きるための
ひとつの「歩き方」なんじゃないかと。
完璧じゃなくていい。
ゆっくりでいい。
ただ、自分の感覚を取り戻すこと。
その積み重ねが、
自分らしい「生き方」を形づくっていくのだと思います。

