今日も朝から、炎天下の中で田んぼ作業に取り組みました。
この暑さでも、田んぼは待ってくれません。
<作業前>

まずは朝6時半から、自分の棚田で除草作業。稲と稲の間に生えた雑草を、手で一本一本取り除く地道な作業を1時間半ほど続けました。
その後、8時から10時半までは、お師匠さんとともに畦道や田んぼの外周を草刈機で除草。
最近は草刈機の扱いにも慣れ、傾斜のきつい棚田でもスムーズに草を刈れるようになってきました。
地面に沿って刃を走らせる感覚は、まるで地球をバリカンで刈っているよう。不思議と無心になれて、気持ちも整います。
<作業後>

実はこれ、かなり本気でおすすめしたいストレス解消法です。
悩みがある方、ぜひ草刈機での草刈り作業を体験してみてください。
土と草の匂い、自然の音に包まれて、心がリセットされます。
その後、再び田んぼに戻っての除草作業の続き。
ただ、真夏の棚田での農作業はやはり過酷。
途中で休憩をはさみながらの作業となり、思うようには進みませんでした。
さらに、成長した稲が顔の高さまで伸びてきて、作業中に葉が目や頬を刺すように当たってきます。
これが地味に痛く、集中力も途切れがちに。
結果として、自分の中で目標にしていた「納得のいく除草」は達成できず。
ですが、こうした経験が、来年の田んぼ管理に活かされるはずです。
そんな中でも、小さな喜びが。
よく見ると、一部の稲には穂の芽がうっすらと見え始めていました。
これからの実りに向けて、ますます気を引き締めていきたいと思います。
📌まとめ|自然と向き合う暮らしのリアル
・夏の農作業は命がけ。無理せず、休憩しながらが鉄則
・草刈機は操作に慣れると最高のメディテーションツールに
・稲の成長を間近で感じられるのが、田んぼ作業の醍醐味
これからも自然と共に暮らすリアルな日常を、この農業ブログで発信していきます。
次回は、いよいよ出穂(しゅっすい)の様子をお届けできそうです。