【棚田】連日の脱穀。半年間の棚田作業、ひと区切り

40歳の趣味

今日も昨日に引き続き、棚田学校での脱穀作業。
朝から曇り空で、集合時間の少し前からポツリポツリと雨が降り出す──
なんとも不穏なスタートでした。

しかし、そんな天気にも負けず、
9時の定刻前から指導員の方々や早めに来られた生徒さんが次々と作業開始。
もうこうなると、まさにスピードが命です。


🌤 総力戦の脱穀

棚田学校の田んぼは大小さまざま、全部で6枚。
一見小さく見えても、いざ作業となるとかなりの広さ。

全員で力を合わせ、機械の音と人の声が入り混じる中、
ひとつひとつ丁寧に脱穀を進めていきました。

幸い、天気もなんとか持ちこたえてくれて、
お昼頃には作業を無事に完了。

雨に降られれば作業が先延ばしになるだけに、
今日終えられたことに心からホッとしました。
指導員の方々の安堵は、きっと私以上だったと思います。


🌾 自分の田んぼへ

学校の作業を終えた後は、お師匠さんと一緒に自分の棚田へ。
ここでは、稲藁の粉砕と漉き込み作業を行いました。

時間の都合もあり、平日に動けないサラリーマンの私を
お師匠さんが気遣ってくださり、優先的に作業をさせていただきました。

連日の作業で体はクタクタですが、
それは“嫌な疲れ”ではなく、“やり切った充足感”に満ちた疲れです。

        <BEFORE>                 <AFTER>


🧠 棚田とともに生きた半年

こうして、今年の棚田の本格的な作業は一旦終了。
約半年という長いようで短い期間でしたが、
振り返れば本当にあっという間でした。

今年はとにかく「がむしゃら」でした。
学びながら、失敗しながら、泥まみれになりながら──
それでも、確実に成長できた半年だったと思います。

来年以降は、今年の反省を糧に、
「米の質」や「作業の質」にもっとこだわりを持って取り組んでいきたい。

そう思えるのも、この半年間があったからこそです。


🌾 おわりに

自然とともに生きることは、
思い通りにいかないことの連続。

でも、だからこそ、
うまくいった一瞬一瞬の“喜び”が心に沁みる。

農の営みは、まるで人生そのものです。

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