農家でもないのに、なぜ毎週、土と雑草に向き合うのか

半農半X生活

朝6時から棚田へ行った。

稲が順調に成長するのと並行して、畔や棚田の壁面に生えた雑草も、ぐんぐん伸びている。

お師匠さんは先に草を刈っていたらしく、担当しているところはきれいになっていた。

週末しか来られない自分としては、どうしても周回遅れの作業になる。

棚田の中の草取りは先週までこまめにやっていたので、今日は刈払機を使い、畔と壁面の草を刈ることにした。

かかった時間は1時間半ほど。

7時台になると、もう暑さはマックスだった。

朝からパンツまで、たっぷり汗びっしょりになった。

家に帰って汗を流し、妻とランチを食べ、ちょっとした買い物をした。

そして午後は、今度は畑へ向かった。

畑の草は先週、刈払機でひととおり刈った。それでも、伸び切った草を刈りきれなかった場所が所々に残っている。

今回は、そこを少し丁寧に刈った。

お借りしている畑に隣接する、親戚の叔母の家の草も刈った。

刈り終えた場所のうち、耕せそうなところは、次の作物を育てる準備として耕運機をかけた。

まだ掘りきれていなかった、平植えにしたジャガイモの最後の一列も鍬で掘り起こした。

ただ、思っていたような大きさのジャガイモは、なかなか出てこなかった。

枝豆と茶豆もまだ残っていた。

茶豆はあまり育ちがよくないので、今回はひとまず枝豆だけを収穫した。残ったものは大豆にするつもりで、そのまま畑に置いておくことにした。

収穫や耕運もしたけれど、この日の作業の大半は雑草との戦いだった。

刈払機を左右に振り続けていると、地球をバリカンで刈っているような気分になる。

ふと、思った。

40歳を過ぎて、農家でもないのに、毎週毎週、どうしてこれほど土や雑草と向き合っているのだろう。

自分でも不思議になる。

誰かに頼まれているわけでもない。

草刈りは暑いし、終わったと思っても、またすぐに伸びてくる。作物も、手をかけた分だけ大きく育ってくれるとは限らない。

それでも毎週になると、体は棚田や畑へ向かっている。

理由をうまく説明できるほど、まだ自分の中でも整理できていない。

ただ、今の自分をつくっている細胞のどこかが、土のある場所を求めている。

今は、そんな感覚で棚田や畑に来ているのかもしれない。

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