「それは自分の課題なのか? ふと、そんな問いが浮かんだ」

生き方

今日、ちょっと引っかかることがありました。

営業終わりの17時過ぎ。
上席にその日の活動報告をしたところ、
開口一番、「報告が遅い」と叱られました。

確かに、定時を過ぎてしまったのは事実です。
でも、直前まで急ぎの事務作業が立て込み、
そちらを優先せざるを得ない状況でした。

「ちゃんと報告しよう」との意識はあったし、
報告の中身も、手を抜いたつもりはなかった。

それでも叱責。
その瞬間、頭の中には「なぜ?」と「納得できない」が渦巻いていました。
正直、モヤモヤしました。

けれど少し時間が経って、ふと思いました。

——これは「自分の課題」ではなく、「上司の課題」なのでは?

アドラー心理学でいう「課題の分離」という考え方があります。

自分がどう動くかは自分の課題。
その行動を、相手がどう受け止めるかは、相手の課題。

もちろん、社会人として報告のタイミングは意識すべきです。
でも、相手の期待や感情までコントロールすることはできません。

今回のようなケースでモヤモヤを抱え続けると、
余計なストレスが溜まり、自分のパフォーマンスにも響いてしまう。

だからこそ、
「これは自分の課題なのか?」と一歩引いて考える視点は大切だなと実感しました。

報連相で叱られた、ただそれだけの出来事かもしれません。
でも、そこにひとつの“考え方”があるだけで、気持ちはずいぶん違う。

感情に引っ張られそうなときこそ、
「これは誰の課題か?」と問いかけてみる。

そんな姿勢を、これからも持っていたいと思います。

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