挑戦する同期が、まぶしく見えた夜

生き方

つい先日、
仲の良かった同期と、久しぶりに二人で飲みました。

彼は最近、長年勤めた会社を辞め、まったく異なる業界へ転職。
ようやく新しい環境にも慣れてきたところでの再会でした。

新天地での話はどれも新鮮で、刺激的。
仕事の内容も、働き方も、すべてがゼロからのスタート。
「正直、給料は下がったよ」と笑う彼の顔に、どこか清々しさがありました。

40代にして築いてきたキャリアを、一度リセットする決断。
その勇気と覚悟に、ただただ圧倒されました。

きっと不安もあるはずなのに、
“挑戦している”という事実が、彼の背中を支えているように見えました。

ふと、自分を振り返る。
最近、心のどこかで「止まっている」ような感覚が続いていたからか、
その彼の姿が、余計に眩しく見えたのかもしれません。

「一つの扉が閉じれば、また別の扉が開く」

よく聞く言葉だけど、
今日の彼の話は、その意味をリアルに感じさせてくれました。

人は人、自分は自分。
だけど——
「自分は今、何かに挑戦しているか?」
その問いだけは、真っ直ぐに受け止めたいと思いました。

変化を恐れず、前に進む勇気。
彼との再会が、そんな気持ちをそっと灯してくれました。

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