上司が部下を叱責
今日、上司が部下を指導している場面に遭遇
主人公の部下くんは、入社3年目で今年から本格的に営業を担当
まだまだ初心者マークが外せない状況
そんな中、案件の実行期限が切迫していて、いまだ決裁が取れず、
対応しなければならない指示事項もあり、難航している様子
当然ながらお客からは回答を迫られ、対応に苦慮したことで直属の上司に相談
上司は普段から部下の所作や実績に物足りなさが鼻につくのか、
今回の部下の「報告の仕方」や「言葉尻」が気に食わなかったのか、
部下を感情的に厳しく叱責しました
部下は部下で、その叱責が響いているのか、
はたまた防衛本能として、心理的ダメージを受け流しているのか、
今回の指導が響いているのか推し測るには私には分かりませんでした
学んだこと
この場面を見て、指導というものについて感じ思ったことは、
”部下に考えさせること”
当然、部下は今後の対応の仕方に答えを持っていないからこそ、
上司に相談したと思います
上司は上司で、対応すべき方向性や答えを持っていながらも、
単に部下に答えを教えたのでは、
その場限りで、今回のことが彼の中の経験値として残ることはないと思います
指導で大切なのは、部下の心理的安全性を守った上で、
部下に考えさせるように誘導しながら指導させることが大切だと思いました
怒りに任せて感情的に指導するのは権威を振りかざすもの
代わりは何人でもいるという驕りは忘れて、部下の直属の上司として部下の
可能性を信じて、今回のことが部下の経験になるように
そして、彼の中でも上司に丸投げで終わらないように指導することが
大切なのかなと感じた場面だったように感じました
今までの自分の指導方法を振り返ってみると、
答えをすぐに教えていたように感じます
実践に向けて
次にそうした場面に自分に起きた場合、
”考えさせる指導”をしっかりと実践しようと思います