今日は週末。畑へ向かいました。
無農薬で育てている畑は、この時期になると雑草の勢いが本当にすごい。
見て見ぬふりをしていた雑草
「そろそろ何とかしないと……」
そう思いながらも、その光景を見るたびに気持ちが重くなり、どこか見て見ぬふりをしていました。
先週、耕運機をお借りしている方の小屋で、ふと草刈機が置いてあるのを見かけました。
「もしかしたら、お借りできるだろうか。」
そう思ったものの、耕運機のお礼すらまだきちんとできていません。
厚かましいとは思いながら
今回は和菓子を手土産に持って、ご挨拶に伺いました。
耕運機のお礼をお伝えしたあと、厚かましいとは思いながらも、草刈機もお借りできないかお願いしてみました。
すると、「いいですよ。」と快く貸してくださいました。
草刈機は電動式。
バッテリーは自宅で丁寧に保管され、使用日まできちんと記録されていました。
さらに、2つのバッテリーを交互に使って消耗を分散させる工夫まで。
道具を長く大切に使う姿勢から、その方の人柄まで伝わってくるようでした。
文明の力、そして人柄
早速、畑で草刈機を動かしてみると驚きました。
先週まで絶望していた雑草が、あっという間になくなっていきます。
まさに文明の力。
もちろん最後は手作業も必要ですが、「終わらないかもしれない」と思っていた景色が、「今日中に終わりそうだ」という景色に変わりました。
無農薬栽培というと、つい根性や体力ばかりを想像していました。
道具に頼るのは、どこか「ずるい」ような、農業から少し逃げているような感覚すらありました。
人に借りることについても、同じでした。
迷惑をかけたくない。
厚かましいと思われたくない。
そんな気持ちが先に立って、「借りる」という選択肢を、自分から遠ざけていたように思います。
でも実際には、それ以上に道具を揃えること、そして道具を使わせてもらえる人とのつながりが、とても大切なのだと実感しました。
借りたのは草刈機だけじゃなかった
一人で何とかしようとしていた先週の自分。
「借りてもいいですか」と一言お願いした今日の自分。
畑が少しきれいになった以上に、自分の中の思い込みが少しだけ刈り取られたような、そんな一日でした。
