ただいま、稲は絶賛生育中です。
作り手としての仕事は、稲が少しでも育ちやすい環境を整えること。
そのため、今日も朝6時半頃から棚田へ向かいました。
減っていた水位
まず気になったのは、奥田(棚田の一番奥にある田んぼ)の水位です。
思った以上に水が減っていて、このままだと干上がってしまいそうな状態でした。
急いで水路から水を引き、水位を回復させます。
今年は田植え前に水不足が心配されていました。
その後、一度台風が来てからは定期的に雨も降っていたので、
「今年はもう大丈夫かな」と少し安心していました。
でも、自然はそんなに都合よくはいきません。
油断すると、また別の課題が現れます。
予想を裏切る雑草
そして、もうひとつ驚いたのが雑草です。
先週かなり時間をかけて抜いたので、それほど生えていないだろうと思っていましたが、
その予想も外れました。
奥田に水を引いている間は、手前の田んぼで除草作業。
田んぼの中を歩きながら草を抜いていると、水が濁ってしまい、
小さな雑草はどうしても見落としてしまいます。
人力なので、すべて取り切ることはできません。
それでも、目についたもの、気づいたものは一つひとつ抜いていく。
その積み重ねしかありません。
手前の田んぼと奥田を合わせて、気づけば約3時間。
なかなかいい汗をかきました。
1週間おきに通う理由
<去年> <今年>


昨年を振り返ると、一番の反省点は序盤の除草を徹底できなかったことでした。
だから今年は、
「1時間でも時間が取れるなら田んぼへ行く」と決めています。
必ず1週間おきに様子を見に行く。
たった1週間でも、田んぼの景色は驚くほど変わります。
それが自然を相手にするということなんだな、と毎回感じます。
昨年の写真と見比べると、
少しは反省を生かせているのかな、と自分では思っています(笑)。
本当にそうなのかは、まだ自分でもよくわかっていないのですが。
顔に刺さる稲の葉
稲は順調に大きくなってきました。
ここからさらに伸びてくると、
田んぼの中を歩くたびに葉っぱが顔に当たって痛いんですよね。
……実は、もうすでに刺さり始めています(笑)。
そんな小さな出来事も含めて、
「去年は知らなかったこと」が少しずつ自分の経験になっているのを感じます。
今年の米づくりも、一歩ずつ。
焦らず、それでもたまに油断しながら、自然と向き合っていこうと思います。

