田んぼや畑をやるようになって、
捨てるゴミに対しての意識も変わってきているように思います
米を洗ったときの研ぎ汁。
コーヒーのかす。
生ごみ。
卵の殻。
魚や牛、豚、鶏の骨。
少し前までの自分なら、どれも迷うことなく排水溝やゴミ箱へ捨てていました。それ以外の選択肢を考えたことすらなかった気がします。
でも、畑で作物を育てるようになってから、「これは何かに生かせないだろうか」と考える場面が増えました。
研ぎ汁は植物に使えないだろうか。コーヒーのかすや生ごみは堆肥になるだろうか。卵の殻や骨にも役割があるのではないか。
もちろん、何でもそのまま畑に戻せるわけではありません。それでも、一度立ち止まって考えるようになったこと自体が、自分の中では大きな変化です。
昔の人たちは、暮らしの中で当たり前のように循環をつくっていたのだと思います。捨てる前に、もう一度何かに使えないかを考える。それが特別なことではなく、日常の知恵だったのでしょう。
一方で、今の暮らしでは「捨てる」があまりにも自然になっています。便利だからこそ、その先のことを考える機会が少なくなっているのかもしれません。
畑に立つようになってからは、これまで当たり前だったことを少しずつ問い直すようになりました。
小さなことばかりですが、「循環」という視点を持つだけで、見える景色が少し変わります。
まだ試行錯誤の途中です。それでも、これまで何気なく捨てていたものを「資源かもしれない」と思えるようになったことは、土が教えてくれた一つの変化なのだと感じています。
