株式市場に激震が走った一日
本日、11月6日の株式市場は大幅な下落となりました。
日経平均株価は前日比3,643円安。
一時は4,000円を超える下落となり、市場全体に動揺が広がりました。
これほど大きな下落になると、さすがに驚きますね。
今回の急落のきっかけとなったのは、アメリカの中間選挙の結果だと報じられています。
現政権を支える共和党に対して、民主党が大きく躍進。
これによって、
これまで株式市場を牽引してきたAIやデータセンター関連の投資に、
今後規制が強まるのではないかという懸念が広がったようです。
もっとも、実際にどこまで規制が強化されるのかは、現時点では分かりません。
株価は、将来の期待や不安を先回りして織り込んでいくもの。
今回も、そうした市場心理が大きく働いたのでしょう。
もちろん、
株式投資のプロではないので、
今回の下落についてすべての要因を理解しているわけではありません。
ただ、一つ言えるのは、
株式市場というのは本当にさまざまな思惑によって動くものだなぁということです。
デイトレーダーと長期投資家では、見える景色が違う
こうした相場は、
日々の値動きで利益を狙うデイトレーダーの方々にとって、
非常に難しい局面なのではないでしょうか。
昨日まで堅調だった銘柄が、突然大きく値を下げる。
少し反発したかと思えば、また売り込まれる。
そんな状況では、
相場の方向性を読み違えるだけで、大きな損失につながる可能性があります。
一方で、
長期投資を基本としている自分にとっては、少し違った景色が見えています。
もしかすると、絶好の買い場がやってきたのではないか。
そんなことを考えていました。
もちろん、今日が底値なのかどうかなんて分かりません。
来週、さらに大きく下げる可能性だってあるでしょう。
それでも、
長期的に保有したいと思っていた企業の株価が大きく下がるのであれば、
購入を検討する理由にはなります。
相場が大きく上昇しているときには、なかなか手が出せなかった銘柄。
そんな企業が、自分の考える適正な価格まで下がってくる。
長期投資家にとって、こうした局面は必ずしも悪いことばかりではありません。
含み損は、買い増しを考えるきっかけにもなる
今回の下落で、保有している銘柄の中にも、割安感が出てきたものや含み損を抱えたものがあります。
ただ、含み損になったからといって、何でも買い増せばよいとは思っていません。
株価が下がることには、何かしらの理由があります。
単純に市場全体の下落に巻き込まれただけなのか。
それとも、その企業の業績や将来性そのものに問題が生じているのか。
ここは、しっかり見極めたいところです。
企業の収益力や財務内容、将来的な成長性が大きく変わっていないのであれば、
株価の下落は買い増しの好機になるかもしれません。
逆に、
投資したときの前提が崩れているのであれば、
いくら株価が安くなっても慎重に考える必要があります。
安くなったから買うのではなく、価値に対して安いと思えるから買う。
この違いは、忘れないようにしたいものです。
ポートフォリオを見直す機会でもある
もう一つ、今回の下落を通じて考えているのが、ポートフォリオの分散です。
株式投資を続けていると、
どうしても自分の好きな銘柄や、
過去にうまくいった投資先に資金が偏ってしまうことがあります。
しかし、
特定の業種や銘柄に集中しすぎると、
今回のような急落局面で大きな影響を受けてしまいます。
だからこそ、
株価が大きく動くときには、
保有資産全体を見直すいい機会なのかもしれません。
業種の分散。
国内株と海外株のバランス。
配当収入の安定性。
そして、現金をどの程度残しておくのか。
こうしたことを考えながら、隙間時間を使って銘柄を調べていました。
普段の仕事をしながらなので、相場に一日中張り付くことはできません。
でも、長期投資であれば、それで十分なのではないかとも思っています。
毎日の株価に一喜一憂するよりも、自分なりの投資方針を持って、時間を味方につけていきたいものです。
目指しているのは、キャッシュフローの最大化
そもそも、自分が株式投資を続けている目的は何なのか。
改めて考えると、決して短期的な売買で大きな利益を上げることではありません。
今の自分にとって、最も重視しているのは、
キャッシュフロー(CF)の最大化です。
具体的には、配当金を中心とした継続的な収入を、少しずつ積み上げていくこと。
企業の成長による資産価値の上昇も魅力的ですが、
毎年、定期的に入ってくる配当収入には、また違った価値があると思っています。
それは、生活の選択肢を増やしてくれること。
働いて得る給与収入だけに依存するのではなく、資産からも収入が生まれる仕組みを作る。
そうすることで、将来的には自分の時間をもっと自由に使えるようになるかもしれません。
もちろん、配当金も企業業績によって減配や無配になる可能性があります。
だからこそ、単純に配当利回りの高い銘柄を集めればよいわけではありません。
安定した利益を稼ぎ続けられる企業なのか。
無理のない配当政策なのか。
長期にわたって株主還元を続けられるだけの財務基盤があるのか。
そうした点を確認しながら、投資先を選んでいきたいと思っています。
暴落時こそ、自分の投資方針が試される
株式市場が好調なときは、誰でも投資に前向きになれるものです。
保有資産が増えていくのを眺めるのは、やはり気持ちがいいですからね。
でも、相場が下落し始めると、途端に不安になる。
これ以上下がったらどうしよう。
今のうちに売却した方がいいのではないか。
そんな気持ちが湧いてくるのも、自然なことだと思います。
ただ、長期投資をしている以上、こうした下落局面は避けて通れません。
これまでも株式市場は、
金融危機や感染症の拡大、
地政学的な問題など、さまざまな出来事によって大きく変動してきました。
今回もまた、その一つなのかもしれません。
もっとも、
過去に株価が回復したからといって、今回もすぐに回復する保証はありません。
だからこそ、無理な投資はしない。
生活に必要な現金はしっかり確保する。
そして、企業の価値を見極めながら、少しずつ投資していく。
そんな基本を大切にしていきたいと思います。
相場が荒れても、目指す場所は変わらない
今回の株価急落が、一時的な調整で終わるのか。
それとも、長期的な下落相場の始まりなのか。
正直なところ、今の自分には分かりません。
ただ、どちらに転んだとしても、自分が目指している方向性は変わりません。
資産を育て、キャッシュフローを増やし、自分の人生の選択肢を広げていく。
そのために、今できることを淡々と続けていくだけです。
株価が上がっているときには、保有資産が増えていく喜びがある。
株価が下がっているときには、将来の収入源を割安に仕込める可能性がある。
もちろん、
下落そのものが嬉しいわけではありませんが、どんな相場にも、
考えるべきことや取り組めることはあるのだと思います。
せっかくの機会なので、
気になっていた銘柄をもう一度調べ直し、ポートフォリオの見直しも進めていこうと思います。
そして何より、相場の値動きに振り回されて、日常生活まで落ち着かなくなってしまっては本末転倒です。
仕事も、趣味も、家族との時間も大切にしながら。
投資はあくまで、自分の人生を豊かにするための手段。
株価の底を当てることよりも、自分が納得できる投資を積み重ねていくこと。
そんなことを改めて考えた、歴史的な株価急落の一日でした。
