今日は会社にとって、中間決算の期末です。
営利企業にとっては、これまで積み上げてきた数字の着地を見る節目の日。
そして、
この時期には社内の人事異動も重なります。
たった1日違うだけですが、明日からは月も期も変わり、また次の半期が始まります。
半年ごとに、いったんリセットされる
金融機関あるあるだと思いますが、うちの会社では半期ごとに実績を締めます。
だから、
どれだけ数字を積み上げても、個人や支店の実績は半期でいったんリセット。
ただし、
支店として前半戦で未達だった部分があれば、それは翌期にもついてくる。
全部がきれいにゼロになるわけでもありません。
そんな会社のサイクルの中で過ごして、早いもので20年目になりました。
積み上げてきた数字がリセットされる爽快感。
そこに、
サラリーマンが大好物の人事異動が重なる。
この二つがミックスされた、ちょっとしたカンフル作用があります。
半年ごとに一度区切りをつけて、数字をリセットして、人を動かす。
人心掌握術というと言いすぎかもしれませんが、
会社を回す仕組みとしては、本当によくできているなと感心します。
昔ほど、人事異動に心が動かなくなった
ただ、
昔ほど人事異動に心を揺さぶられなくなった気もします。
入社した頃は、支店長、部長、そして役員と、その先にある役職が分かりやすい目標でした。
誰がどこへ異動したとか。
誰が昇進したとか。
それが自分の現在地を測るベンチマークでもあったように思います。
でも20年近く会社にいると、その役職の先にあるものも少しずつ見えてきます。
役職が上がれば、当然給料も上がる。
その傘はやっぱり大きいです。
一方で、
それなりの責任も重くのしかかる。
上に行くほど、仕事そのもの以上に、
組織の中で人や部署のあいだを調整する役割も増えていきます。
もちろん、
それは会社を回すうえで必要な仕事なんだと思います。
その先に、何があるんだろう
ただ、
自分がそこにワクワクするかと聞かれると、今はあまりそうでもありません。
会社の中では重要な存在になっていく一方で、どんどん社内に最適化されていく。
その先で、自分には何が残るんだろう。
専門性という意味でも、少し考えてしまいます。
たぶん、
昔ほど人事異動に気持ちが揺れなくなったのは、単に年を取ったからでも、
上昇志向がなくなったからでもないのでしょう。
出世競争の先に何があるのかを、前より具体的に想像するようになったからかもしれません。
半期ごとに異動があるたび、僕はこの会社の仕組みの絶妙さについて書いている気がします。
そして今回、僕自身は特に異動もありませんでした。
明日からも今の職場です。
また明日から、数字はゼロになる
数字はいったんリセットされ、また新しい半期が始まる。
たぶん明日になれば、何事もなかったように新しい数字を追い始めるのでしょう。
その一方で、
自分がこの先どこを目指すのかについては、昔ほど分かりやすくありません。
