千葉、石川、富山、福井に加えて、今度は青森でも大雨による水害が起きています。
川が氾濫し、手塩にかけて育ててきた田んぼが水につかってしまった。
そんな米農家の方のインタビュー映像を見ました。
米を育てるようになって、見え方が変わった
自分も米を育てるようになっただけに、その無念さだったり、行き場のない怒りだったり、やるせなさだったり。
見ていて、本当に心が痛みます。
もちろん、自分が経験した被害ではありません。
それでも、一消費者として米を買っていた頃より、その光景を身にしみて感じるようになりました。
田んぼに水を張って、苗を植えて、草を刈って。
そうやって時間をかけて育ててきたものが、水害で一気に被害を受ける。
自分も米づくりに少しだけ関わるようになったことで、その重さの感じ方が変わったのだと思います。
今年の雨だけが猛烈なのか
一方で、今年の雨については、感情とは分けて冷静に検証する必要があるとも思っています。
今年の雨だけが猛烈なのか。
それとも温暖化が進み、日本の気候そのものが変わってきているのか。
そして、こうした大雨や水害が、これから毎年のように起こるものになっていくのか。
今のところ、自分には、これから状況が良くなっていくイメージをなかなか持てません。
当たり前に生活できることは、当たり前じゃない
水害の報道を見ていて、もうひとつ感じることがあります。
朝起きて、仕事に行く。
家に帰って、ご飯を食べて、風呂に入って、いつもの場所で眠る。
そんな当たり前の生活ができることは、実は当たり前じゃないんだな、と。
大雨が降って川が氾濫すれば、昨日まで普通に暮らしていた家に帰れなくなることもある。
大切に育ててきた田んぼや畑が、一晩で水につかってしまうこともある。
普段はあまり意識しないけれど、何事もなく一日を終えられること自体、ずいぶんありがたいことなんだと思います。
だからといって、いつ起きるかわからない災害に怯えながら暮らしたいわけでもありません。
怖がるのではなく、正常な危機感を持つ
これだけ全国各地で大雨による被害が起きているのを見ると、どこに住んでいても、自分たちも被害に遭う可能性はある。
そのくらいの危機感は持っておいたほうがいいのだと思います。
防災用品は揃っているか。
避難場所はどこなのか。
いざというとき、家族とはどう連絡を取るのか。
もし連絡が取れなかったら、それぞれどこへ避難するのか。
こういうことは、何も起きていない普段のうちに家族で話しておく。
必要以上に怖がるのではなく、正常な危機感を持って、いつもの生活をする。
各地の水害の報道を見ながら、自分たちも一度、家族でちゃんと確認しておこうと思います。米を育てるようになって、水害のニュースの見え方が変わった
