今日、営業の商談中に「賞味期限と消費期限」という話が、ふっと相手から出てきた。
もちろん、どちらも知っている言葉である。
スーパーでもコンビニでも目にするし、家の冷蔵庫にも普通に書いてある。
空気や水、太陽くらい当たり前にそこにある言葉なので、
これまで深く考えたことがなかった。
でも、商談をしながら、
ふと思った。
はて。
そもそも賞味期限と消費期限とは、何が違うのだろう。
知っているつもりだったが、よく考えると説明できない。
調べてわかった、二つの言葉の違い
商談が終わってから、農林水産省のホームページを調べてみた。
消費期限は、未開封で表示された保存方法を守った場合の「安全に食べられる期限」。
一方の賞味期限は、同じ条件で保存した場合の「おいしく食べられる期限」だという。
農林水産省によれば、賞味期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではないとのこと。
もちろん保存状態などにもよるので、
食べられるかどうかは食品の状態を見ながら判断する必要がある。
なるほど。
賞味期限は「おいしく食べられる期限」。
我が家は、賞味期限を消費期限として扱っていた
この違いを知って、我が家のことを思い出した。
うちでは、どうも賞味期限を消費期限のように捉えているところがある。
賞味期限が切れている。
「あ、もうダメか」
となって、わりと早い段階で捨ててしまう。
振り返ってみると、そんなことを結構やってきた気がする。
もちろん、
何でも「賞味期限だから大丈夫」という話ではない。
ただ、
「賞味期限が切れた=食べられない」と思い込んでいたとすれば、
まだ食べられるものまで手放していた可能性はある。
賞味期限は、おいしく食べられる期限。
たったこれだけ覚えておくだけでも、
我が家のようなもったいないことは、少し減らせるのかもしれない。
そして、
それは結果として食品ロスを減らすことにもつながる。
「関係ないマン」が発動する瞬間
環境問題や食料問題というニュースを目にすると、僕はどうも話を大きく捉えすぎてしまう。
たとえば、
世界の食料廃棄量のニュースを見ても、自分みたいな一人の人間が何かしたところで、
どうにかなる問題でもないだろう。
そう考えて、**「関係ないマン」**が発動してしまう。
でも、今日の賞味期限の話は、ずいぶん身近だった。
地球のために何か大きなことをする、ではなく、冷蔵庫から食品を取り出したとき、
日付だけを見てすぐにゴミ箱へ持っていかない。
まず、ちゃんと表示を見る。
保存状態や食品の様子も見る。
そのくらいなら、自分にもできそうである。
小さな積み重ねの先にあるもの
一人分では、本当に小さな話だ。
それでも、こうした積み重ねが、
食品ロスや環境への負荷を少しずつ減らしていくのかもしれない。
今日の商談で、たまたま出てきた「賞味期限」と「消費期限」。
まさか、
その言葉から我が家の冷蔵庫の中まで考えることになるとは思わなかった。
とりあえず次に賞味期限切れのものを見つけたときは、
反射的に捨てる前に、
一度立ち止まってみようと思う。
