まだ能登復興が道半ばの中、
本日、熊本でまた震災が発生しました。
被災地の映像を見て、自分の防災について考えてみました。
被害の映像を見て
まだ被害の全容は分かっていないが、
テレビやSNSで流れてくる映像は、言葉を失うほど衝撃的だった。
もし、
まだ現場に取り残されている方がいるのであれば、救助にあたる方々の安全が十分に確保され、
二次被害に最大限の注意を払いながら、一刻も早く救助されることを願っている。
分かっていたつもりだった
日本で暮らしている以上、大きな地震は、
いつかまた起こるものとして考えておかなければならない。
そのことは、頭では理解していたつもりだった。
けれど、普段の自分がどれだけ危機意識を持ち、
具体的な備えをしているかと問われると、あまり自信がない。
治安がよく、街は清潔で、日々の暮らしにも大きな不自由はない。
そうした環境に慣れるほど、災害に対する感覚は、
知らず知らずのうちに鈍くなっていく。
今回の映像を見て、
防災対策の重要性を改めて突きつけられたように感じた。
まず、何を確認すればよいのか
個人でできる備えは、決して特別なものではない。
自分が暮らす地域の避難所を確認する。
避難経路を実際にたどってみる。
洪水や土砂災害などのハザードマップに目を通す。
食料や水、防災用品を準備する。
災害時に、分電盤やブレーカーをどのように扱うのかも確認しておく。
こうして書き出してみると、どれも基本的なことばかりである。
ただ、実際に避難所まで歩いたことがあるかと聞かれれば、ない。
自宅にどれほどの水や食料が備蓄されているかも、すぐには答えられない。
「知っていること」と「備えができていること」のあいだには、
思っている以上に大きな隔たりがある。
ChatGPTに相談してみた
そこで、
今の自分は何から始めるべきなのか、ChatGPTにも相談してみた。
家族構成や住んでいる地域、住宅の状況などを入力すると、
現時点で考えられる対策を整理して提示してくれる。
非常持ち出し袋の中身リストや、
自分が住む地域のハザードマップ上の注意点(浸水想定区域など)が具体的に返ってきたのは、
率直にありがたかった。
家族構成に応じた備蓄量の目安も示してくれたが、
こちらは一般的なアドバイスという印象を受けた。
一番印象に残ったのは、ペットの防災対策だった。
我が家にも愛犬がいるが、
自分自身の備えすらろくにできていない中、
ペットの防災は完全に二の次になっていたことに気づかされた。
避難所によってはペット同伴が難しい場合もあると知り、
正直、
そこまで考えが及んでいなかった自分を痛感した。
もちろん、
出力された内容をそのまま鵜呑みにするのではなく、
自治体や公的機関が発信する情報と照らし合わせる必要はある。
それでも、
何から手をつければよいのか分からないときに、
考える順序を示してくれるのはありがたい。
輪郭のなかった不安が、ひとつずつ確認できる項目に変わっていく。
それだけでも、
備えへの心理的なハードルは少し下がる。
知識だけでは、体は動かない
ただ、
防災は、情報を一度読んだだけで身につくものではないのだと思う。
避難経路を知っていることと、停電した夜にその道を安全に歩けることは違う。
防災用品を購入していることと、必要なときにすぐ取り出せることも違う。
ブレーカーの位置を把握していても、強い揺れや混乱のなかで、落ち着いて対応できるかは分からない。
いざというときに考え込まず、
体が自然に動くところまで準備できて、
初めて備えが自分のものになったと言えるのかもしれない。
そのためには、
日頃から意識し、準備し、何度か頭の中や実際の行動でシミュレーションしておく必要がある。
知識を得ることよりも、それを繰り返し確認し、
行動に移せる状態にしておくことの方が難しい。
できるところから
大きな備えを、一度に整えることはできない。
まずは、避難所の場所を確認する。
家にある水と食料を数える。
ハザードマップを開いて、自宅周辺の状況を見る。
防災用品が、すぐに持ち出せる場所に置かれているかを確かめる。
できるところから、ひとつずつ始める。
今は、それでよいのだと思っている。
