友人に誘われて、大阪へ行って来ました。
「ウイスキーフェスティバル2026 in 大阪」。
全国の蒸留所が一堂に集まり、
その場で試飲ができるイベントとのこと。
会場に着いたのは、開始20分前。
すでに長蛇の列。
「こんなにもウイスキー好きの人がいるんだ。」
それが最初の印象でした。
私はというと、完全に”にわか”です。
知識もないまま、友人に誘われてやってきました。
それでも、並んでいる人たちの表情を見ていると、
なんとなく楽しい気持ちに。
入場すると、会場は熱気に包まれていました。
気になる蒸留所のブースに並び、
小さなプラスチックのカップを受け取る。
周りの人たちは香りを楽しみながら、ゆっくり味わっています。

私も少し通ぶって、真似をしてみました。
……最初に感じたのは香りではなく、
喉から食道にかけて焼けるような熱さでした(笑)。
「食道って、こんな形をしていたんだ。」
そんなことがわかるくらいの刺激。
普段飲むのはハイボールばかり。
ストレートは、まるで別の飲み物でした。
いくつかの蒸留所を回りながら、
少しずつわかってきたことがあリマス。
ウイスキーは、「時間」を材料にするお酒。
原料は大麦やライ麦かもしれない。
でも本当の材料は、それ以上に長い年月なのだと思います。
樽の中で少しずつ変化を重ね、
何年もかけて一本になる。
その年の気温、その季節の湿度、
その場所の空気まで閉じ込めている。
そう考えると、
時間そのものが、味になっている。
帰りの新幹線の中で、窓越しにぼんやりと考えてました。
最近、焦っている。
ブログを書き続けているけれど、
PVもフォロワーも、思うように伸びない。
副業にも取り組んでいるつもりだけれど、
「しっかり稼ぐ」ということから、
何となく逃げているような感覚が‥‥‥。
会社に頼らず、自分の力で生きていきたい。
主体的に時間を使えるようになりたい。
そう思いながら、
その一歩をどこか先送りにしている自分がいる。
焦りと、逃げ。
その両方が、同時にある。
ウイスキーは、時間が味方になると教えてくれました。
毎日はほとんど変わっていないように見えても、
少しずつ熟成して、気づいたときには深い味わいになっています。
それは本当のことだと思います。
でも帰り道、もう一つのことが気になりました。
熟成には、
「樽に入る」という決断が、最初に必要だったはず。
じっと待てばいいのではない。
どこかに、自分を委ねる覚悟が要ります。
私はまだ、樽の前に立っているだけかもしれない。
