今誰にも渡したくない朝

半農半X生活

今日は朝5時に起きた。

支度をして車を走らせ、6時半頃には棚田に着いた。


去年の反省がある

田植えの後、

「まだ大丈夫だろう」

と少し放っておいた結果、

雑草が想像以上に伸びてしまった。

その後の草取りは、本当に大変だった。

だから今年は、同じ轍を踏まない。

田植えが終わってからは、できる限り毎週棚田へ通うようにしている。

とはいえ、義務感で来ているわけではない。

不思議なことに、気づくと体が棚田へ向かっている。

そんな感覚に近い。


思ったより、雑草は少なかった

今日は、雑草だらけになっていることを覚悟していた。

でも実際に来てみると、思っていたほど酷くはなかった。

先週も補植作業をしたが、さらに収量を増やしたい。

浮いてしまった苗。

少し隙間が空いている場所。

そんな箇所を見つけながら、一本一本補植していく。

派手な作業ではない。むしろ地味だ。

でも、こういう小さな積み重ねが、秋の収穫につながる。

そう思うと、不思議と苦にならない。


朝の静寂という贅沢

棚田に入ると、鳥のさえずりだけが聞こえる。

風が吹く。水面が揺れる。

周囲には、誰もいない。

そんな中で苗を植えている時間は、

今の自分にとって、何とも言えない贅沢な時間だ。

高級旅館でもない。海外旅行でもない。

でも、心の満足度だけなら、負けていない気がする。

むしろ、誰にも渡したくない。

そんな時間かもしれない。

40代になって思う。

本当に欲しかった豊かさは、こういう時間だったのかもしれない。


棚田の外側も、手入れする

補植作業が一段落した後は、棚田エリアを囲っている獣害防止柵へ。

蔦や葉が絡みついていたので、除去した。

こういう作業も、放置すると後で大変になる。

農業は、問題が大きくなる前に手を打つことの連続だ。

人生にも、少し似ている気がする。


晴れやかな一日

約2時間作業して、帰宅。

午後はサッカーワールドカップ、日本代表戦を観戦した。

日本は快勝。気持ちのいい試合だった。

その後は、机まわりの片付け。

後回しにしていた郵送書類の手続き。

気になっていたことも、終わらせることができた。

特別な出来事があったわけではない。

でも、

朝に体を動かし、

自然の中で過ごし、

やるべきことを片付け、

好きなサッカーを見る。

そんな一日の終わりに、

なんとも言えない晴れやかな気持ちが残った。

忙しい毎日の中で、

こういう日が少しずつ増えていけばいい。

そんなことを思った日曜日だった。

タイトルとURLをコピーしました