焼きとうもろこしを夢見て

半農半X生活

順調に育つトウモロコシ

始めた畑の中で、

今いちばん順調に育ってくれているのがトウモロコシです。

先週までは、おしべもそれほど出ていませんでしたが、

今週畑に行ってみると、すっかり開き切っていました。

種をまいた頃は小さかった苗も、気づけば背丈を超えるほどになっています。

毎週しか畑に来られないからこそ、その成長の早さに驚かされます。


人工授粉というひと手間

せっかくなのでAIにも相談してみたところ、

「人工授粉をすると実入りが良くなる時期ですよ」

とのことでした。

そこで、おしべを取って、

ヒゲの出ている部分に花粉をたっぷり擦り付けてみました。

自然の力だけでも実は育つのでしょうが、

少しでも立派なトウモロコシになってくれたらと思い、

ひと手間加えてみました。

この作業で本当にどれだけ差が出るのかは分かりません。

それでも、自分なりにできることをやってみる。

そんな時間も家庭菜園の楽しさのひとつだと思います。


梅雨を乗り越えてほしい

これから梅雨に入り、強い雨や風の日も増えてきます。

自然相手ですから、思い描いた通りにいくとは限りません。

病気や害虫、長雨や強風。

人間がどれだけ準備をしても、最後は自然の力に委ねる部分があります。

だからこそ、無事に収穫までたどり着けた時の喜びは大きいのでしょう。

収穫して、焼きとうもろこしを頬張る日を想像すると、今から少し楽しみになります。


収穫の先にあるもの

ただ最近は、収穫そのものだけではなく、

その先のことも考えるようになりました。

トウモロコシを収穫したあとに残る茎や葉。

以前の自分なら、

「どう処分しようか」

と考えていたと思います。

でも今は少し違います。

土から生まれたものは、また土へ返す。

細かく刻んで畑へ戻せば、やがて微生物の力で分解され、

次に育つ作物の養分になっていきます。


昔の人の知恵に学ぶ

昔の人たちは、

特別な言葉を使わなくても、

こうした循環を当たり前のように暮らしの中で続けていたのかもしれません。

  • 落ち葉は堆肥にする。
  • 草は家畜の餌にする。
  • 灰は肥料として使う。

無駄にしないというより、自然と循環の中で生きていたのでしょう。

便利になった今の時代は、買うことも捨てることも簡単になりました。

私自身も、その便利さに慣れ過ぎていたように思います。


畑は作物を育てるだけの場所ではない

畑を始めた頃は、

「どれだけ収穫できるか」

ばかりを考えていました。

もちろん収穫できれば嬉しいです。

でも最近は、それだけではないことに気づき始めています。

土で育ったものをいただき、その恵みをまた土へ返していく。

そんな小さな循環の中に、自分も参加できることが嬉しいのです。

畑は、ただ作物を育てる場所ではない。

自然の循環を学び、

自分自身もその一部であることを思い出させてくれる場所なのかもしれません。

今年の夏、

焼きとうもろこしを頬張りながら、

そんなことを思い出せたらいいなと思っています。

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