同窓会のあと

人生再構築

十数年ぶりに、あの頃へ戻る

週末、中学生の頃の同窓会がありました。

十数年ぶりに会う同級生たち。

みんな歳は重ねたけれど、不思議なくらい面影はあの頃のままでした。

……まぁ、多少、体は大きくなっていましたけど(笑)。

「ああ、こんなやついたな。」

「そうそう、この子もいた。」

顔を見るたびに、少しずつ記憶がよみがえります。

最初は少し緊張していても、そこは同級生。

誰かが「久しぶり!」と声をかけてくれた瞬間、一気に時間が巻き戻って、話が尽きませんでした。

学生時代には戻れないけれど、人との距離だけは一瞬で戻れる。

同窓会って、そんな不思議な力があります。


一番すごかったのは、幹事のみんな

気軽な気持ちで参加した同窓会でしたが、終わって振り返ると、

一番印象に残ったのは幹事のみなさんの仕事ぶりでした。

地元に残った同級生を中心に準備してくれたそうですが、

配布資料、お会計、時間どおりの司会進行。

サプライズゲストの演出や、日程調整が難しい同級生への声かけ。

最後は校歌まで。

どれも自然に進んでいたからこそ、

見えないところで積み重ねてきた準備の多さが伝わってきました。

幹事席で忙しく動き回る同級生を見ながら、ふと思いました。

自分は、あっち側に回ったことが一度もないな、と。

地元を離れたこともあるし、正直、声がかかることもありませんでした。

「餅屋は餅屋」と言ってしまえば、それまでです。

でも今、

会社で管理職という立場になって、

段取りや準備の大変さが少しはわかるようになりました。

だからこそ、

あの日一番、同級生一人ひとりのことを考えて動いていたのは、

きっと幹事のみんなだったんだろうなと思いました。

歳を重ねると、誰かに褒められることって、めっきり減ります。

だから、

その気持ちだけはちゃんと言葉にしたくて、

帰宅してから次の日LINEグループで感謝のメッセージを送りました。


「祭りのあと」のような気持ち

同窓会って、不思議です。

終わると、どこか「祭りのあと」のような気持ちになります。

42歳にもなって少しセンチメンタルになるなんて、自分でも意外でした。

きっと、あの頃の時間だけは、いつまで経っても色褪せないからなんでしょうね。

でも、同窓会が終われば、またそれぞれの日常へ戻っていきます。

仕事があって、家庭があって、それぞれの人生がまた動き出す。

次に集まるのは7年後。

またその日まで、それぞれの場所で暮らしていくことになります。


そして、またそれぞれの時間へ

同窓会って、会いたかった人に会えたり、会えなかったりする場所でもあります。

話せなかった人もいれば、思いがけず昔話で笑い合えた人もいました。

そんなことも含めて、あの日は「あの頃」を少しだけ取り戻せる時間だったのかもしれません。

また7年後。

みんな元気で会えたらいいなと思います。

でも……

やっぱり、好きだったあの子は来なかったなぁ。

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